賃貸のキッチンから吊り戸棚を外した物件

賃貸物件は基本的に入居した時と同じような状態にして明け渡すものですが、詳細は契約時に確認すべきです。

賃貸のキッチンから吊り戸棚を外した物件

賃貸物件から転居する際の注意

賃貸物件は言う間でもなく、何年住んでも自分の持ち物ではありませんから、住み始めても、出来るだけ傷つけたり汚したりしない様に注意して住むべきでしょう。日本の住宅は、借りる時に礼金と敷金を支払うのが普通ですが、この敷金は退去時のクリーニング代として使われます。例えば子供の落書きや、たばこのヤニ、臭い、或はペットによる傷、キッチンの油汚れの他、洗面所やバス、トイレの水垢やカビなども、借主の負担となるのです。それに対して、人為によらぬ日照によるクロスの変色や、畳の変色、フローリングの色あせ、家具の設置跡、画鋲の後など自然による変化は、貸主の負担となります。

こうした劣化がどのように算定されるかといえば、経過年数を考慮して算定する減価償却の考え方に基づきます。したがってキッチンの流し台、トイレの便器や洗面台などの設備は、その耐用年数に従って負担割合を算定します。また補修工事が必要な場合は、最低限度を施工単位とすることが基本です。例えばクロスやフローリング等の内装は、平方メートル単位、畳、ふすまなどは1枚単位となります。こうした事情を考慮して、新しく賃貸物件に入居する時は、部屋の写真を撮って保管したり、退去時の原状回復の条件や費用負担などについて、契約書をしっかりと確認することが、スムーズな転居につながります。